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経験専門家の成長日誌 「足跡」 2 【前編】

経験専門家の成長日誌「足跡」二歩目

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皆さんこんにちはコラム担当、担当Oです。

さてさて、前回の「足跡」からこれで5本目。今回も重めのお話になります。

今回のテーマは【普通】です。

“普通”というものを追いかけ続けていた私。“普通”というものはいったい何なのか、苦悩の日々について書き残せたらと思います。

 

 

普通というものに基準があればどれだけ楽だったでしょうか。

人それぞれに“普通”の基準はバラバラでしょう。私はひきこもりの状況から這い出すとき、いいや、それ以前から“普通”というものにあこがれ、そして届きませんでした。

 

小中(高大)そして社会人へ…大きな枠組みで見れば日本で生まれた皆さんはこの道をたどることになるのではないでしょうか。

ですがそれを細分化していく中でその時その時の身のふるまい方の“普通”というものは皆さんの心の中にしかないと私は思います。そしてその基準は人によって違うのです。

 

これはたとえ話なのですが、外出してみたとして、他の人が全員裸で歩いていてあなただけが服を着ているという状況があった場合…

普通というのは服を着ている方でしょうか?裸の方でしょうか。

普通というものは環境によって自在に形を変えます。

 

私たちの日常に裸の人が居たら得体のしれない人という印象を抱くのではないでしょうか?逆の場合は?

もし裸になることを禁じる法律がなかったとしても、裸で外を歩く人は少数派であると思います。それこそが“普通の力”そして“普通の枠組みから外れるという恐怖”だと私は考えます。

 

さて、話を現実に戻して私の話をすると、私がまだひきこもりではない時代。

時代でいうと小学生の頃、私はインドアの少年で休み時間は図書室や教室で自分の時間を過ごすことが好きでした。

しかし私以外の男の子は休み時間になるとボールを持って校庭へ駆け出していきました。

教室の男子は私一人だけ、女子からは怪訝な目線を送られました。

私は休み時間の間“普通”ではなかったのです。

普通ではない私は目立ちました。

 

時が流れ思春期前後に“普通”ではないことで不幸な出来事が起こります。

学校の悪ガキグループに目を付けられたのです。

“普通”ではない私は基本孤立していたので、彼らにいじめられることになりました。

自分がボール遊びをしていたらおそらく結果は変わったのだと思います。

悲観的だとは思いますが、当時を振り返ってみれば多数派の“普通”に属さなかったことで悪目立ちしていたというのは覆しようがない事実だとは思います。

(いじめられる側が悪いというつもりは毛頭ありません)

 

そののち終わらないいじめに屈した私はひきこもりとなるのです。

 

                                                         ⇒To be continued…

 

 

ということで次回に続きます…

重い話の匂いがしてきました…皆さんついてきてくれますか…?

よろしければ次回も読んでみてくださいね!

 

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