経験専門家の成長日誌 「あしあと」10歩目 【後編】
経験専門家の成長日誌「あしあと」10歩目 後編
今回の閲覧難易度は…? ★★★☆☆
皆さんこんにちは！コラム担当、担当Oです。
実はこの文章一度消し飛んでしまいました。
記憶を頼りに書き直しましたが、変な文章になっていたらごめんなさい。
さてさて、労力二倍、文章一倍の今回！前回の続きからどうぞ…!
【ひきこもりということがばれてはいけない】
この考えを抜くために必要な事は自分ではわかっていました。
「何も起こらなかった」という事実を積み重ねればいいのです。ですが実際はどうでしょう、勝手に自分で委縮してそれを悔いて失敗体験にしています。
こんなことでは永遠に動けません。
でも数店舗「何も起こらない」という事実を確立できたお店があったのです。
何故それが起きたか、私が思っているのは第三者の存在です。
自己肯定感が極めて低い、どころかマイナスの私は一人で出かけてしまうと勝手に自分を卑下してどんどん縮こまっていってしまいます。
そこで出てくるのが第三者。
友達でも支援者さんでもいいと思います。でも家族だと効果は薄いかもしれません。
私は外出するとき「自分は普通じゃない」という前提を抱えて外出していました。
そこに第三者という存在が入ってくることで小さなヒビが入ったのです。
「きれいな自分」を演じていた私。無理をしているので何処かで綻びが出てきます。
自分一人ではこの世の終わりのように感じていたでしょう。
しかし傍の第三者を見ると何も気にしていませんでした。それに失敗をフォローする様子もありません。
言葉では言い表せませんが、その時「自分は普通じゃない」という前提に疑問が生じたのです。
他人と家族の間の第三者。フラットな関係性でいるその人が何も感じていない。
その時に私はもしかすると自分が思っていたよりも普通なのではないかと感じたのです。
自分に近すぎない人から普通に接してもらえると「これでよかった」と思えました。
今までは自分の壊れた価値観で自分を測っていて、その価値観がおかしいかもしれないとは毛頭思ってはいませんでした。
他の人と接することである意味自分の価値観と比べることが出来、自分を三人称視点で俯瞰できたのです。
言葉で書きだすとなんだか第三者さんを利用しているみたいで気が引けますね…
でもそうして他の人に
「それはおかしい」「大丈夫？」と心配されないということ＝自分は大丈夫。
と、自分に自信？安心感を持つことが出来たのです。
今の私はこうした経験からくる「自分が普通だった場所」には向かうことが出来ます。
ですが入ったことのないお店等にはたとえ興味のあるところだったとしてもまだまだ入ることが出来ません。
途中「家族だと効果は薄い」と述べましたが私がそう思うのは前にも話させてもらった「意図性」が関係してくると感じます。
私は家族からかけられる言葉には常に裏があると感じていました。
どんな言葉の頭にも「ひきこもりにしては」という言葉がくっついていたような感覚で、素直に言葉を受け取ることが出来なかったのです。
今回の出来事は自分の事を深く知らない第三者が「ひきこもり」というフィルターを通さない目で見てくれたことが大きかったのだと思います。
自分でも非常にめんどくさい特性だなとおもいつつも皆さんや家族に助けられて少しずつ行ける場所が増えてきています。
いずれ自分が気になるところ、好きなところ、一人で行ける日を夢見て頑張っていきたいと思います。
その結果を共有できる事を楽しみにして今回は終わりにできればと思います。
と、本当に成長途中の話でした。皆さんにとってのアンサーではないとは思いますが、私なりの感覚が何らかのお役に立てれば嬉しいです。
今回は家族にはできなかったことに注目して書かせてもらったのですが、感覚的な物。物理的な物。家族とそれ以外の人とで感じ方は違うもので今回の逆、家族にしかできなかっただろうこともありました。
またその内容には近々のコラムで触れられればと思うので興味がありましたらまた覗いてみてくださいね！
それではまた次回お会いしましょう👋
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