経験専門家の成長日誌 「あしあと」5歩目 【後編】
今回の閲覧難易度は…★★★☆☆
目次
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はじめに
他者からの目線
担当Oのプチ劇場
ジャンプ...?
おわりに
(お知らせ)
はじめに
さてさて前回に引き続き「こんにちはが遠い」というテーマでお送りします。
今回はより深いところに目線を向けて行きたいと思います。それではどうぞ!
他者からの目線
私がいじめられていた時、ひきこもっていた時、私は他の人の目線。評価。こういったものに敏感でした。それはなぜか
“隙を見せるとそこにつけ入れられていじめられる”
という心理が染みついていたからでした。これについては別の機会にお話しできればとは思いますが、今回の「こんにちは」という言葉が出てこないというものは“「ひきこもり如きが話しかけてきた(笑)」”と思われるという起こりえないことに対して恐怖していたのです。
担当Oのプチ劇場
その時私の頭の中でどんな思考回路が組まれているかと言えば、
【青→私 赤→相手】
① こんにちは→こんにちは
② お出かけですか?→あぅあぅ…あっはい…そっそうなんですぅ~…
③ 何だコイツ気持ち悪い喋り方だな…ひきこもりかいじめられっ子か?…
④ コイツならいじめても大丈夫そう!!!
⑤ 『もしかしたら』こんなことが起きるかもしれない…話しかけないでおこう…
この考え方のせいで私は今もコンビニにすら行くことが出来ません。
頭ではそんなことは起きないということは理解していても、辛い時期に自分を守るために編み出した処世術…警戒心というものは自分の考えに余計な可能性を加えてくるのです。
ジャンプ...?
この考え方は辛い時期には実際に自分を助けてくれました。
下手に喋らないことで暴力、暴言のきっかけを生まないようにしてくれました。
しかしその心配がなくなった今、その考え方というものは私を辛い時期に引きとどめようとするのです。
変わろうとする自分とそれにけたたましく警報を鳴らす過去の自分…
そのはざまで揺れ動く私の心…
そんな中で今回の出来事があったのです。
毎回玄関ドアを開けると煙草を吸ったお隣さんがいます。
そんな繰り返しの中で「こんにちは」を私は言うことが出来るようになるのでしょうか。
もしいずれ「こんにちは」を言えるようになったら一つの大きな壁を乗り越えられたのだと思います。
おわりに
外に出てみて他の人の視線が気になるという方もいるのではないでしょうか。
今後私が「こんにちは」を言えるようになった時、その時の心の変化を忘れないようにして、またコラム等で言えるように出来たらいいなと思います。
まだまだ私はひきこもりだなとおもった出来事でした。
少し頑張ってみますので、コラムを読んでくださっている皆さんには、悩んでいるのは一人じゃないということに気づいてもらえると嬉しいです。
今回は現在進行形のお話をさせていただきました。今後このお話の続報が来ることはあるのでしょうか?気になり…ません!!!
それでは次回6歩目もお楽しみに!👋
【ちょっとしたお知らせ】
個人的な事で申し訳ありませんが定期的に“執筆”できなくなってしまったので今回から次回予告はやめさせていただきます。
投稿の頻度自体は変わりませんので、今後はテーマが何になるかはその時までのお楽しみということで!