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「家族が亡くなったら、自分(当事者)も死ぬ」と本人から言われたのですが…

ひきこもっている本人に対して、「このままだと家族が亡くなったら、生きていけなくなるよ」と話したら「大丈夫。家族が亡くなったら、自分も死ぬから」と言われました。「死」という言葉を言われたときは、どのようにしたらいいですか?

本当に危機的な状況の場合もありますので、楽観視はしないで“命を守る”前提を必ず持ってください。家族の安全確保を第一優先する姿勢で関わることは必須です。「いのちを大事にする」ことが担保されていれば、この言葉は“ひきこもっている方が「現実」に目を向けている”兆候と捉えることができます。この兆候は、「家族」が支援を受ける準備ができている段階であることを意味します。
「このままだと家族が亡くなったら、生きていけなくなるよ」と解決を促そうとする“家族の文化”を変えていくことが、ひきこもっている状態を解決する糸口になります。まずはひきこもり状態にある方が安心安全を感じられる環境をつくることで、変化が生まれます。このときに大事になるのは、家族も犠牲にならないで、”家庭を家族全員にとっての安心安全な場”にしていくことです。「家族」という者にも、家族ひとりひとりにも寄り添って、“安心安全な場”を提供することに取り組んでいくことが有効になります。

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