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経験専門家の成長日誌「あしあと」19歩目

経験専門家の成長日誌「あしあと」19歩目
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はじめに

皆さんお久しぶりです!(執筆時はリニューアル作業中でした)
相談窓口を初めて二回目、コラムを本格的に始めてからは初めての年末がいよいよ近づいてきました。

皆さんは今年挑戦してみたり...いやいや今の自分を守るので精一杯...
それぞれの一年を過ごしたのではないでしょうか...?

私にとってこの一年は"一日"が短く、"一年"が長い...という不思議な一年でした。
これは私の考えなのですが、今年は自分にとって「チャレンジ」の一年だったからではないかと思っています。
今回は今年の「チャレンジ」を振り返ってみて自分の中で何が変化したのか...今年の総括として振り返ってみたいと思います。

 

1-1 文章から飛び出して現場へ...!

今年相談窓口の一員として活動させてもらう中で一番「変わったな」と思っているのはやはり現場に赴いて実際に"ご利用いただいている皆さんとお話しする機会が増えた"という事でしょうか。

私にとって皆さんと関わり合うというのは正直恐怖でした。
正直な事を言えば私が活躍できる場というのは、現在ひきこもりで悩んでいるご本人に対してというよりかはご本人の周りで支援している方に対してなのですが、私は周りの方へ支援をしているわけではなく、あくまで悩んでいるご本人の支援を行っています。
そこで私は周りの方(今回は家族)にとって「望まない」答えを出すことが多いのです。

「まだ準備中だから待って!」 「その言葉は傷付く」
Noを伝えるという役割もあるからこそ、「否定されるのではないか」 「理解されないのではないか」そう言った恐怖の様なものが当初の私の中で蠢いていたと思います。

そんな気持ちで皆さんと関わる機会を繰り返していく中で変化していると感じているのは「あしあと」最初期にも出た「理解される」経験でした。

 

1-2 伝え方に気を付けてみた

私がひきこもっていた中で当時家族に対して言えなかった事、様々な感情の中で出て来る言葉をそのまま皆さんに伝えていたとしたらどうでしょう。
理解いただけなかったのではないのではと思います。

そこで気を付けたのが「アイメッセージ」でした。
自分の言葉がどんなところから出て来るか、前提を含めて話す。

例えば...
「イライラしてる」これだとどうしてイライラしているのか分からなくて怖いと思うかもしれません。これをアイメッセージで話してみると「寝不足でイライラしてる」といったふうになります。もちろん理由はこれでなくても構いません。
どうでしょうか、こうすると自他の境界線が明確になりませんか?
聞く側は「寝不足なら本人の問題だな、放っておこう」 と距離を取ったり、原因を知ることで対処しやすくなるのではないでしょうか。
また本人としても漠然と「イライラしてる」と感じているよりも「どうしてそう感じるのか、思うのか」に目線を向けてあげる...

そうした話し方に気を付けて皆さんとお話をしていくと理解してもらえたり、自分がどうして今こんな感情になっているのかを理解することで自分自身が楽になる。

皆さんとお話する中で「あっ、こんな話し方でいいんだ」と自分を許せる。ご家族の皆さんも得るものがある。

そういった繰り返しで今の自分を認められるようになった。
これが現場に出るようになって得た大きな気づきだと思っています。

アイメッセージに関しては日常生活の上でも役立てることが出来るのではないでしょうか?もし気になったら別途特集しているコラムだったり、調べたり...実践してみたり...「チャレンジ」してみてもいいかもしれませんね!

 

2-1 活動距離を広めてみた

もう一つ変わった点があります。というのもいろんな場所に行くようになったという事です。
一番の大きなきっかけは私の勤務場所が変わったという事です。
昨年までは通勤時間が片道30~40分の場所でお仕事をしていました。それが今年は片道2時間の場所で働いています。

もちろん通勤は大変ではあるのですが、ある意味理由を付けて長い時間外にいるようになったという事でもあるかと思います。
そんな中で「何もなかった(恥ずかしい想いや失敗が無かった)」これが自分にとって自信が付く出来事だったんだと思います。

実際に何もない事を経験して「今の自分で大丈夫だ」と思えたこと...
そうすると自分の興味がある場所に行けるようになっていました。以前秋葉原のお話をしたかと思いますが、今では毎月行けるようになりました。

また趣味の事だけではなく、今まで怖くて行けなかった勉強の場所だったり...
動ける距離が広がっていくと、自分のやれることが増えていく...選択肢が増えていく...またこれも以前に話題に出したかもしれない「チャンスが来た時に掴む準備」として今後のための小さくとも大事な一歩となったのではないかと思っています。

 

2-2 でも無理はしない

先に書いたように活動範囲が広がると自分が大きな一歩を踏み出した様に思えて来ます。もちろん大きな一歩を踏み出してはいるのですが、知らない内に自分の限界を超えてしまうという事もあり得ると感じています。
そういったときにこそ①で話した"アイメッセージ"の様に「今の自分無理してないかな?」と一度立ち止まって自分自身を見てあげる事も必要かもしれません。

一歩進んで一歩立ち止まる。
「やれた!」という経験を少しづつ積み重ねて、広げていくことで勝手に動ける範囲は広がっていきます。
でもそれを自分でやれと言われると難しいかと思います。
そんな時に「理由」があると楽かもしれません。家族や友達からの頼み事などが理由になるかもしれませんね。

「やってもいいかも」と思えた時に少しだけ「〇〇のために仕方なく」外に出る機会があるとそれこそ以前お話したバンジージャンプの背中を少しだけ押す。
そういったきっかけになるのではないでしょうか。

そういったきっかけを得るために、話していいタイミング、内容を家族に伝えてみるなどのチャレンジをしてみるというのも新年の目標になるかもしれませんね!

おわりに

さて今回は年末も近いという事で少し長めになりましたが如何でしたでしょうか。
年末年始っていうのはイベント事も沢山あるので「挑戦」 「チャレンジ」をしてみるには絶好の機会ではないでしょうか?
とはいえ大きな目標を立てて失敗してしまうのは悲しいですよね。

既に悩んでいる私たちだからこそ小さな目標から始めてみる、考えてみるだけでも「きっかけ」になってくれるはずです。

それでは本年のコラムの更新は今回が最終回です。
来年も引き続きよろしくお願いしますね。それではよいお年を!

 

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