経験専門家の成長日誌「あしあと」18歩目
経験専門家の成長日誌「あしあと」18歩目
今回の閲覧難易度は…? ★★★☆☆
皆さんこんにちはコラム担当、担当Oです。
皆さんは誰か（家族以外）に何かをしてもらったり、何かを貰ったり。そんな経験はありますでしょうか？
私は外に出れるようになってから何度かあったのですが、すみ家支援員の方との間でちょっとした意識の違いというか、自分的に気づかされる出来事がありました。
今回はこのことについてお話ししていければと思います。
時期は遡り2023年末、お仕事が終わった折に支援員の方とお食事を交えながら「仕事をしていて大変な事があったり、相談しておきたいことがあるか？」とお話を聞いてもらえる機会がありました。
ありがたいことにご飯を奢っていただき有意義な時間を頂けたと思っています。
とんかつ屋に連れて行ってもらったのにカキフライを注文するという私の事を「自由でいいね」と言ってくださったり楽しい思い出になりました。
そして食事が終わり、店の外に出た時、私は「すみません、奢ってもらっちゃって…美味しかったです！」的な事を言ったと思います。
すると「“すみません”より”ありがとう”の方がいいと思う」と言われました。
「確かに…!」
少し言葉を変えるだけで印象がここまで変わるかと認識させられました。
どちらも自分の気持ちを伝えるという面では同じかもしれません。
ですが「すみません」だとなんだか縮こまっているような感覚をその話を聞いて感じたのです。なんだか上下関係があるような感じといえばいいでしょうか？
急ですが以前のあしあとで「ひきこもりの〇〇」ではなく「一人の人間」として接してほしいということを言ったかと思います。
先ほどの「すみません・ありがとう」の話はここに通じてくるのではと感じました。
周りの人との関わり方に悩んでいる方、ひきこもり状態にある方にどう話しかければいいかわからない人。
いい意味で考える時間はたっぷりあると思いますので「すみません・ありがとう」
に関わらず、言葉を言い換えてみると少し過ごしやすい空間が作れるかもしれませんね！
今回は短めですがこの辺で！
難しい言語と言われている日本語ですが、こうして自分の気持ちを細やかに伝えられるというのは日本語ならではだと思います。
皆さんも何気なく話している言葉を見つめなおしてみると面白いかもしれませんね！
私も言葉の言いかえ、時間はかかると思うのですが頑張ってみたいと思います！
それではまた来週！
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