経験専門家の成長日誌「あしあと」#28「今年を振り返って」
経験専門家の「あしあと」~墨田区ひきこもりコラム#28「今年を振り返って」
目次
1.はじめに
2.なにをどう書いてきたのか(気づきが)
3.来年のコラムについて
4.まとめのまとめ
〇はじめに
今回は、これまでのコラムでやってきたことのまとめ回にしたいと思います。
経験専門家として、なにをどう語るか。
迷いながらやってきました。
自分自身の話もしつつ、改めて私自身、あの時のことを考え直す良い機会にもなっていたと思います。
かといって、もともと自分自身のエピソードを語るというよりは、ひきこもりや支援について「考え直す」いうのを考えていたので、それはなかなか難しいものでもあったなと...。
これまでの実践を振り返ることで、来年からどう書いていくか、新たな方向が見えてくるのではないか、と思います。
それを今回は書きたいと思います!
よろしくお願いします。
〇なにをどう書いてきたのか(気づきが)
これまでのコラムを振り返って、しみじみと思います。
難しかったなぁと。
自分の話をするのはやりづらい面もあります。
それでも、それを題材に、当事者としてどう感じるのか、伝えようとしているようにいまにしてみれば思えます。
結局、1番伝えたかったのが、他人には見えない当事者の実感、気持ちの部分でした。
「なにが嬉しい」のか。
「どうされると安心」するのか。
特に、母や家とのエピソードを交えた連続シリーズ(#21〜24あたり)では、それを出していたのではないかと思います。
一方で。
そういったものについて、「これがよかった」と特定的に書きすぎてたなぁ、とも思いました。
ある種の、「悩みに対する回答をお届けする」ことをしていたなぁ、と。
もちろん、それ自体がダメとは思いません。
僕個人の話だから、あくまで僕自身の言葉で提出するもの。
ただ、もっとたくさん観点を出したかったな、と思います。
今のまま進めば、「あ、そうすればいいのか」と、読む人や親御さんに指定してしまいかねない。
むしろ、いろいろ並べて置いてあるものから、きらりと光って見えるものを自分で選び取ってほしいなと思うのです。
〇来年のコラムについて
そう、ここで今後の方針、自分のしたいことが、ようやく見えてきました。
来年からは、もっとポンポンいろいろ意見や考え、自分のなかにあるいろいろな側面・視点を、同時に並べて出していくようなコラムを書きたいなと思います。
経験専門家としての、エピソードを交えた話。
支援者としての自分から見た視点。
福祉の知識面での話。
執筆者K個人の体験。
心の中にすむ、子どもの頃の自分。
いろいろあるでしょう。
一つには決めず、迷うことや言い淀むさまも含めて、雑多なものとして見せていきたい。
いろいろな言葉や考えを、このコラムという場に、散りばめるように置いていきたい。
そこから、読む方々にピンとくるものを拾っていってほしい。
そう思います。
もちろん、情報提供を集中して行う回などもあるかもしれません。
今回のように、簡単に読みやすい語り調もやると思います。
ただ、基本はそういった「いろいろな意見や考えを出していく」スタイルを、やってみようと思います。
〇まとめのまとめ
さて…。
今年も終わりですね。
11〜12月は個人としても忙しく、充実感もありつつ、とても疲れました。
本当に、みなさまお疲れさまでした。
回自体がまとめなので、このまとめにはもはやまとめるようなものはないのですが。
①いろんな視点・考えを並べていく書き方
②情報提供の書き方
③(たまに?)エピソードの語り調
これからは、こんなところでしょうか。
また変わるかもしれませんが。
今年一年、頑張りました。
来年も、頑張って書きます。
ありがとうございました。
また会いましょう。
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